新垣隆氏は佐村河内守だけのゴーストだったのか?

「偽ベートーベン」こと佐村河内守の影武者であった新垣隆の会見にはどうにも足りないところがある。



ゴーストライター新垣隆氏「当初は軽い気持ちで引き受けていた」/会見詳報(1) (1/2ページ) - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
http://www.sanspo.com/geino/news/20140206/tro14020615530009-n1.html



いろいろ興味深い質問と回答がやり取りされているが、それでもまだ自分が気になる点が追及できていない。


18年前に知人の紹介で喫茶店で出会い、佐村河内の依頼を受けたというゴーストライターのアルバイトの始まり。始めは作曲のアシスタントという認識だったそうだけど、その当時からそういう人として推薦されていたということだ。


ということは、佐村河内以外のミュージシャンにも新垣隆の名前を伏せて作曲に協力したり楽曲を提供したりしていたのでは?、という疑いを持ってしまう。その点を会見で質問しようという記者はいなかったのか?


新垣隆さんは佐村河内守さん以外にもご自身の名前を伏せてゴーストライターとして協力していたことはあったのか?」と。


こういう質問が一切出てこなかったのが、音楽業界というか芸能マスコミの間では普段から「ゴースト」として名が通った人だったからではないか、と勘ぐってしまう。佐村河内のゴーストとは知らなくても。


佐村河内のように丸々1曲作らなくても、「この楽曲をオーケストラ風にしてくれ」「この鼻歌を商品になるようにしてくれ」と普段から依頼されていたのかもしれない。


とまあこのように、あるべき質問がされないといろいろと想像を膨らませてしまうわけで、この辺の取材記事が出るのを期待したい。