橋下市長は世論の味方

大飯原発再稼働の問題。昨日のフジテレビ夕方のニュースで、橋下市長が「今夏は府県民に節電の負担を求める、それが嫌なら原発再稼働するしかない」「原発再稼働しない代わりに府県民への月1000〜2000円の増税を提案する」とか言ってた。それに対し、スタジオで安藤優子さんが「橋下市長はこないだまで原発再稼働を政治家が判断していいのかと言っていたのに今度は再稼働するしかないまで言っている。どっちなんですかね?」と感想を言い、解説の木村太郎さんが「ボクの頭が悪いのか、橋下市長の言っていることが意味が分からない」と切ってすてた。
安藤さんが言っているように橋下市長の発言がふらついているとは思わない。常に「世間」を代弁しているだけだ。「世間」がふらついているから市長の発言もふらついているように見えるだけだ。
橋下市長はニュースの中で、報道陣に「府県民の意思をどうやって判断する?」と問われ「それはボクの政治感覚です」と言い切っていた。橋下市長の政治感覚はどうやって決められるのか。メインは世論調査であろう。世論調査の結果なんてマスコミ報道のさじ加減によってコロコロ数字が上下する。橋下市長の発言もふらついているというなら、それはマスコミ報道がふらついているという話だ。