家族が原因の子供の自殺?

今日のTBS朝ズバッ。イジメ問題で教育評論家の尾木直樹氏が電話インタビューに答えていた。


大津市教育長の「家庭にも自殺の一因がある」という発言に対して、尾木さんは「家庭が原因で自殺するわけないじゃないですか。家庭問題で自殺するなら年間万単位の子供が自殺してますよ」などと答えていた。


確かに家庭が問題で自殺した子供の話は聞いたことない。報道でも見ないし、架空の物語としても家庭要因で自殺する子供の話は読んだことがない。仮に家庭に問題で子供が自殺する場合、どんなシチュエーションになるのか、全く想像できない。


「家庭が原因で子供が自殺することはない」なるほど。家庭に問題があっても子供のとる選択肢のイメージは盲目的に親を信じ抜くか、反発して家出するかのどちらかだろう。実際は単に家庭問題による子供の自殺は大きく報道されることがないのでイメージできないだけかもしれない。


しかし「家庭問題で自殺するなら年間万単位の子供が自殺してますよ」。うーん、これは「イジメで自殺するなら年間万単位で子供の自殺が発生する」とも言えてしまうのではないか。


とにかく原因が学校にあるにしろ家庭にあるにしろ、子供には常に「絶対に自殺はするな」と言い聞かせて欲しいところ。