習近平は洞窟に住んでいた?

2012/11/16のテレ朝「モーニングバード」。中国の指導部が一新したということで、新指導部特集。最高指導者の習近平について特集していた。彼についてはモーニングバードのみならずあらゆるニュースでこれまで何度も取り上げられているが、今回の番組でも目新しい内容はなく、今までと同じ「苦労人」の生い立ちが繰り返されるだけだった。というより、むしろ報道を繰り返すたびに内容が荒くなっている。


モーニングバードでは、VTRで習近平の生い立ちを紹介。羽鳥慎一アナの口から「習近平氏は父親の失脚により子供の頃、洞窟で暮らしていた」と紹介していた。洞窟で暮らしていた、と言われて普通の日本人が何を想像するだろうか。ホームレス生活同然としか思えないのでは?せめて洞穴(式)住居と言いなさいよ。ちゃんとヤオトンという正式な名前もついている。立派な住居だ。日本の茅葺屋根の家屋のことを、枯れ草の家と言い換えるようなものだ。


9月か10月あたりの同じテレ朝の「やじうまテレビ」でやっていた習近平の生い立ちでは、ちゃんと「ヤオトンという洞穴式住居」と紹介していたのに。どうして「洞窟」となっちゃうのだろう。今でも住んでる人がいるのに。


AKBの指原莉乃の左遷騒動で、「福岡(太宰府)は左遷の代名詞じゃない!」と地元が怒ったとか怒ってないとかネットで見たが、海外のワイドショーで「こんな洞穴で幼少期を過ごしてもトップになるなんて習近平すごい」なんて報道されてムカッってくる地元中国人はいないのだろうか。それとも中国国内でも同じ感じで報道されてる?