マスコミはどんな顔して米大統領選の結果分析に出口調査を利用しているのか

ドナルド・トランプ勝利で、多くのアメリカマスコミによる事前の勝敗予測調査が大間違いだった、メディアの敗北と指摘されている。世論調査は実体を反映してなかったと言われている。調査に正直に答えない「隠れトランプ支持者」が大勢いたと言われている。
なのに、多くのマスコミは、トランプが勝利した理由を、出口調査の結果を元に分析している。
NHKなんかでも、「出口調査を見るとトランプ支持者は低収入、低学歴が多い」と解説している。
いや、ちょっと待て。それに、出口調査に正直に答えていない「隠れトランプ支持者」の存在は考慮されているのかと。高学歴や高収入の人が、トランプに投票したことを出口調査で正直に話すとは思えない。解説者はそれについて何も言わない。
調査結果が間違っていたから、予測から大番狂わせが起こった。その大番狂わせの分析に、同じような調査方法で行った調査結果を用いるなんて、変じゃないか?