自分のルーツに自尊心置いてる人でも「否」の判断する人だっているだろう

細田守作品について。

未来のミライ - 映画レビュー - 『未来のミライ』レビュー
http://jp.ign.com/mirai-no-mirai/26934/review/
理想的な家族のなかでくんちゃんが自らの血縁の歴史を知る物語で素晴らしい、という社会的な価値での「賛」か、家族や親族に自分本人を認められず、血縁という価値の中でだけ認められる個人の感情での「否」と極端に分かれるだろう。

 
自分なんかは、NHKファミリーヒストリーとか好きだし、家族の歴史とか血縁とか無邪気に気にするし、昭和の「良き」家族観が好きだし(自分の家族は置いておいて)、個よりも集団のほうにアイデンティティを置いてしまうほうだと思うけど、それでも細田守作品は(新作は見てないけど)いろいろな解説を読んでも面白さが分からないというか受け入れられない。時かけもサマウォも。