NHKの小沢会見放送

今日の夕方、TBS系の局にテレビのチャンネル合わせてたら、突然小沢一郎の記者会見が始まった。会見の途中で打切られたので他のどこかの局でやってないかと思ったけど、うちの地方の民放は全滅、NHKだけが生会見から10分くらい遅れたディレイ放送で一番長く放送していた。
会見から10分の時差があるので、どんなところで中継を打ち切るのか注目していたのだが、小沢一郎の言い分が終わって記者の質問時間に入っても続いていたので全部流すんだ、と一瞬感心していたのだが、記者クラブの代表質問が終わり、フリー記者の質問時間に入って一人目のところで打切られた。
さて、最後はどんな場面で終わったのかというと、フリー記者の質問時間に記者クラブ所属のTBSの記者が質問。最初は匿名で小沢氏に厳しい質問し、司会が所属を尋ねる。「TBS」と答えたので「今はフリー記者の質問時間なので」と、その記者の質問を司会が却下。小沢氏は「会見のルールを守りなさい」と注意。その後、フリー記者の田中龍作氏が小沢氏に同情的な質問をし、それに答えたところで、ディレイ中継が打切られた。
どうせ打ち切るなら記者クラブの代表質問が終わったところでキリよく終わらせられたはずだ。それを会見全てを放送するでもなく、直後のTBS記者の質問のゴタゴタを流したところで打ち切った放送内容に、小沢一郎のイメージをより悪く見せようとする編集側の悪意が感じられた。