生活困窮者にWeb収入の稼ぎ方を教えるNPO法人が現れないか

ホームレスに「Wi−Fiホットスポット」として貢献してもらうアイディアに物議 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0314&f=national_0314_009.shtml

すごい良いアイデアとしか思えない。ホームレスに「私はホットスポットです」というTシャツを着させるのは、また別のやり方があるかもしれないけど。普通に「ここにホットスポットあります」という看板持たせるだけじゃいかんのか?


これとは違うけど、ホームレスや生活困窮者にネット収入で稼がせる支援プログラムを作ればいいのに、とか前から考えてた。
テレ朝のニュースショーで、定期的にビッグイシューを売るホームレスの特集が組まれるけど、見てるとホームレスの中にも積極的に通行人に声かけて売り上げ伸ばす人と、ただ路上につったってるだけの全然売れない人がいる。雑誌売りに向かない人には別の稼ぎ方を与えられないか。


また最近複数起こって注目された孤立世帯の餓死の件。家族の介護もあって仕事に出られない、仕事が見つからない、という人にwebで稼ぐ方法を教えられないか。


はてブを眺めていると定期的にこんな記事が上がる。
ニート革命再々考とWebだけで月10万円稼げる力 - Future Insight
http://d.hatena.ne.jp/gamella/20120226/1330246228
ネットの情強の人たちには、自分でサイト作ってアフィリエイトアドセンスを貼りつけてTwitterFacebookSEOして副収入を得ることなんてお手の物だ。10万円も稼げなくとも月数千円でも定期的にWeb収入が入るだけでもホームレスや生活困窮者には御の字だろう。


例えば、どっかのホームレス支援団体で、ホームレスにタブレットPCスマートフォンを一人一つ貸し出して、ブログを作らせる(端末は中古品の寄付を募る)。アドセンスアフィリエイトの貼り方はスタッフが指導する(ぶっちゃけブログ登録からアドセンスのアカウント契約まで全部NPO法人で行う)。ホームレスは借りたタブレット端末で渋谷、原宿、銀座、秋葉原など街角を巡り写真(アキバブログみたいに店頭POPとか)を撮影、無料のWi-Fiスポットを使ってブログにアップするだけ。気の利いたコメントは法人スタッフが考える。NPO法人は、ホームレスのサイトに人が集まるよう、TwitterFacebookで宣伝。コンビニや公共施設でホームレスが自由に端末を充電できるように交渉。ブログ収入は全額ホームレスに入る。


とか。現状の高齢ホームレスに使い方を覚えさせるのは無理かもしれないが、若年性の生活困窮者にならこういった支援は有効ではないか。


テレビでこれまた定期的に放送される「ネットで稼ぐ主婦」の情報。情報商材やらモニターやらいろいろな稼ぎ方をしている主婦たち。同時に、生活困窮して部屋に引きこもる孤立世帯。なんとかこの2つをミックスできればいいのに。