怒らせたら殴られる

体罰問題。今朝のワイドショーでは、神奈川の学校で先生に「死ね」と言った生徒がいて、連帯責任で男子生徒16人に平手打ちする「体罰」があったと報じていた。番組では、体罰はスポーツ指導におけるものと生活指導におけるものと2つに分けられ、前者は全面禁止、後者は場合によると報じていた。
神奈川のケースは生徒が「どうせ先生は殴れねぇんだろ」と教師を挑発する態度もとっていたという。体罰うんぬん以前に、人を怒らせる態度を取り続けていたら、時に殴られる目に会うのは当然だ。罰として与える暴力は法律で認められてることだけで十分と思うから体罰は禁止にすればいい。しかし禁止になったところで怒った時に手を出す人はいなくならない。人をわざと怒らせて殴られた時、裁判で訴えても当然被害者側がなぜ殴られたかが問題になり、最終的に情状が認められ酌量の余地が認められる。
体罰問題は、殴る側が「俺は罰を与えてるんだ」と思って上下関係のなか暴力を働くから大きな問題になるのだと。単純に「俺はお前に怒ったから殴る」ならただの喧嘩や単純な暴行事件で済む話で。殴った後、殴られた後は、第三者の判定なり裁判なりで決着をつければいい。「どうせなぐれねぇんだろ」と挑発する生徒には危機回避能力が全くなくそのまま社会に出て行くのはヤバかった。