ぼくのかんがえたあまちゃん15しゅう

 ファンの人気投票で40位以内に入らないと解雇されることになったアキ(能年玲奈)たちGMTのメンバーは、マネージャーの水口(松田龍平)とともに必死にPRイベントを行う。そんな路上イベントの最中、アキは偶然に、失踪したユイの母・よしえ(八木亜希子)が東京で見知らぬ男といるのを目撃してショックを受ける。
 そんな中、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の紹介で、アキにドラマ出演のチャンスが舞い込む。しかし、アキはユイの母親のことが気にかかり撮影現場で連続してNGを出し、鈴鹿から、女優失格の烙印を押されてしまう。落ち込むアキに祖母の夏から電話がかかってくる。国民投票では北三陸市全体でアキを応援するという励ましの電話だった。アキは故郷の応援を受けPRイベントを頑張る決意。
 そして国民投票開票の日を迎え、プロデューサーの太巻(古田新太)から結果が発表されていた。北三陸でもいつものメンバーがテレビにかじりついて結果を注視する。果たしてGMTのメンバーは…そしてアキは…!?アキは41位となり解雇されそうになる。しかし同じGMTで上位に入った宮下アユミに男性スキャンダルが発覚。アユミはあっさりアイドルより男を取ると宣言。GMTを去ることとなり、アキが繰り上げ40位に入ることとなった。「おらのために?」とアユミに尋ねるアキ。「そんなことない」と否定してGMTの寮を去っていくアユミだった。
 しかし、故郷の応援を全面に受けたのに情けない結果になってしまったことで、芸能界でがんばる自信をすっかりなくしたアキ。そんなアキにGMTリーダーの入間しおりは怒りをぶつけ、メンバーの喜屋武(蔵下穂波)が取りなす日が続いた。
 大晦日、アキはウニを見て涙を流す。メンバーの喜屋武(蔵下穂波)を連れて北三陸に帰ることにした。突然の帰省に春子(小泉今日子)や夏(宮本信子)らは驚くが、町の人々みんなに歓迎され、にぎやかな正月を過ごす。懐かしい面々との会話に心を和ませるアキだったが、ユイ(橋本愛)とだけは話ができないままでいた…。