花巻東の2番打者のカットについてのメモ

http://www.jhbf.or.jp/rule/specialrule/17.html
バントとは、バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球である。自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルにするような、いわゆる“カット打法”は、そのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある。


今回:バットを振っているといっても通常のスイングとは異なる打法で、意識的にファウルを狙うだけの打法である。



[意識的にファウルを狙うだけの打法の問題]
高校野球は日程が詰まってたり実力差があったりでそういうことやられると試合が終わらなかったり運営に支障をきたしたり投手の体が大人になってないので怪我に繋がったりするから止めようってこと。



今回:スイングとしては認められない可能性を注意された。試合ではアウトにされてないのでスイングと認められている。
ちなみにスイングの明確な定義はルールブックにないから、単純に振った=スイングというのものどうかと。
意図的に止めたようなスイングもバントのような動作と認められたらアウト。



[スイングしたのになぜあれがバント?]
http://www.jhbf.or.jp/rule/specialrule/25.html
バントは定義上スイングではない、となっているが、高校野球では、バントのときでもハーフスイングのときと同じく、球審は塁審にアドバイスを求めることができることとする。
http://set333.net/raibu02ru-ru.html
高野連ではこれを踏まえたうえで、「バントは定義上スイングではない、となっているが、高校野球では、バントのときでもハーフスイングのときと同じく、球審は塁審にアドバイスを求めることができることとする」という特別規則を設けている。



高校野球はカット打法を禁止する定義上、振っている振っていない判断は球審がし、スイングのような場合でも球審の判断によってはバントに出来る。つまり例のカット打法自体がファールを目的にしたもので、スイングしてないという判定。



[あれが禁止なら大会前に注意しろ]
審判によって判断変わるのは当たり前(いいことではないけど)。地方大会では何も言われて無くても本大会でボーク判定された投手が何人いたことか。それと同じ。