蓮舫と民進党が党勢復活のために今からでもやること

本日のフジテレビ『ワイドナショー』でサッカーの川淵三郎武田鉄矢石原良純民進党新代表に決まった蓮舫をボロクソ批評。「蓮舫は批判ばかり」「蓮舫は夢を与えることを言えない」「蓮舫は主役になれない売れない女優」などなど。
別にそれはいいのだが、川淵三郎民主党事業仕分けの時の「2番じゃダメなんですか」という蓮舫の質問を未だに取り上げてスポーツの話と織り交ぜてごちゃごちゃ文句を言っていた。
これは別に「一番を目指すな」と言っているものではない。文科省の説明が要領を得ないので蓮舫はこういう質問を出さざるを得なかったのである。むしろ文科省への助け舟でもあったとも言える。ネットにはこの誤解を解く記事は目立たないがいくらでも出ている。
しかし川淵三郎のように「蓮舫は一番を目指す気がない」と未だに誤解を吹聴してる人たちがいて、テレビではそういう誤解が訂正されることなく当然のように受け入れられている。
これは川淵三郎のような人が勉強不足だから、知ろうとしないからと批判できるものではない。誤解が未だに蔓延しているのは、むしろ旧民主党蓮舫が積極的に誤解を解こうとしない努力不足のせいである。
「分かる人だけが分かればいい」ではダメ。「公式サイトで広報してるからいい」ではだめ。より積極的にアピールしていくことが必要だ。
川淵三郎は非常に影響力がある人だ。誤解を発見したら、民進党として、蓮舫として、川淵と直接話せるアポをとって、「2番じゃダメ」発言の反応がいかに誤解されてるか、「自分は1番を目指さないとは言っていない」ということを延々と丁寧に説明して、有力者一人ひとりの誤解を解いていく必要がある。
ようは民進党自体が経済界、スポーツ、文化界隈へのロビー活動をしっかりやれということ。