重国籍疑惑への対応に見る、蓮舫氏の野党代表としての現時点での資質

国籍放棄問題の渦中にある蓮舫氏、単独インタビュー - Yahoo!ニュース
http://news.yahoo.co.jp/feature/349

まず、言葉をあやふやに使いすぎていることの問題。
帰化」という言葉。政治家になった後にも自身のHPの経歴で「帰化」という言葉を最近まで使っていたという。政治家になる前の雑誌のインタビューでは自分について「台湾籍」と話している記事が掲載されていた。
それぞれ単に自分のルーツについて説明したかった上での言葉の選択ミスなだけで他意はないだろうが、蓮舫氏が言葉の意味を分かっていないまま話す人だということがバレてしまった。
普段は自信に満ち溢れたよく通る声でハキハキと話すため誤魔化しているが、話の中身に重みがない。
だから蓮舫氏の発言は、反対勢力からよく攻撃を受ける。
今回、過去の発言や記述で「帰化」や「台湾籍」といった言葉を使ってきたことについて、もっとしおらしく反省の言葉を述べたほうがいいだろう。



そして他人に気を使う謙虚さがなさそうな問題も。先を考えない発言。
政治家になる前の雑誌インタビューで「私は台湾籍」と発言していた件で、蓮舫氏は今回「本当は『台湾籍だった』と言っていたはずだが編集ミスで削られた」などと釈明していた。編集者側にミスを丸投げしてるのだ。これはどうなんだろう。
もし雑誌側が反発して「いや蓮舫氏は当時確かに『台湾籍』と言っていた。録音テープも保存されている」という展開になったらどうするのだろう。蓮舫氏のこの釈明はどこまで先を読んだものなのか。
普通に釈明するなら「私は『台湾籍だった』と自分のルーツを語ったつもりだったが掲載記事まで確認していなかった。他意はない発言で、双方の確認ミス」と言えばいいのではないか。



蓮舫氏はとっさに出る言葉ですぐにボロが出てしまう。そこを鍛え直さないと代表になっても民進党人気は上がらないし、逆に与党に付け込まれてすぐに退陣に追い込まれるだろう。