「動物撲殺」ツイートへの反応に見る都市住民のポリティカル・コレクトネスの押し付け

高校生が、家の庭の花壇を荒らすアナグマを金属バットで殴って退治し、その成果を誇るツイートをした。すると、動物虐待だ、猟奇的犯罪だ、と批判が巻き起こり、通学する高校にまでクレームが殺到した。

アナグマ撲殺「バットでぶち殺してやった笑」 高校生、写真投稿で苦情殺到 佐賀 - 産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/161219/wst1612190024-n1.html

退治したアナグマは家の庭を荒らした害獣であり、高校生は害獣を駆除しただけである。
本来、家族や、同様の被害を受けていた隣近所から、褒められてしかるべき行為である。
しかし、そのような被害を想像できていない人たちから見れば、残虐行為として批判される。
そういう人は、日本人全員がみんな同じ生活スタイルをしていると思っているのである。
都市にに残るわずかな自然を大切に愛で愛護する地域がいる一方で、動物を害獣としか思わない地域もあるのである。日本はそれだけ広い国なのだ。