100年後に発生するだろう古データ市場

下のような話を聞くたびに、いつも想像することがある。

最近の若者は「バックアップを取る」という意識がない? - ITmedia Mobile

若者にとっては、「10年後、20年後に振り返ったとき、自分の青春時代の写真が1枚もなかった」なんてこともあり得るかもしれない。PC世代は、「友達や恋人、家族との大切な思い出は、ぜひバックアップを取ってほしい」と、老婆心ながらに語っていた。

 
現在、古書や古写真がマニアや研究者の間で取引されているように、数十年後、少なくとも100年も経てば、現在のPCやスマホに保存されている写真やデータが売買されるようになるだろうって。
 
古本市で、ドバーッて古書が並べられて、マニアが一冊一冊値踏みしながら稀少本を探していくように、将来、古HDD市なんてのができて、ドバーッてスマホやHDDが並べられて、マニアが中に残されたデータを値踏みしながら、貴重なものを探していく。そもそも100年後まで読み込めるデータが残っている事自体が貴重なので、自然と高額売買となる。
 
安倍晋三が使っていたスマホ」や「ドナルド・トランプが使っていたHDD」なんてお宝が見つかれば、歴史的にも大発見となる。お宝鑑定団番組で数百万円の値がつくだろう。
 
それを見越して今から子孫のために有名人のデータを盗む輩が出て来るかも。