海賊版漫画サイトが潰れて集英社や講談社が無料漫画を充実させてきた。
ただいつまで経っても盛り上がりに欠けている印象。今後はどれだけバズる漫画を増やせるかが定着できるかで重要なのだろう。
海賊版漫画サイトが隆盛だった時はバズった漫画が気になったら、ググればそこで読める、という手軽さで、当時数あったアフィブログ、まとめサイトが漫画まとめを作って紹介する熱量があった。
出版社の無料アプリの場合、連載作品はだいたい1,2週間で更新されていくので、ググればそこで読める、という手軽さは試し読みの数十ページに限られている。
結局は、会員登録や購入を含めて、どれだけ手軽に閲覧できるかに、サイトが定着するかがかかっている。
逆にいえば、海賊版のブロッキングや検索結果からの排除処置などは、手軽な海賊版サイトをどれだけ面倒くさいものとするか、という方法論に基づいている。だから「いたちごっこになるだけで無駄だ」という批判は間違えている。