NHKのおかしなイントネーション、制作者は発音の仕方まで指導すべし

昨日のNHKスタジオパークのゲストは瀬戸康史さん。「仮面ライダーキバ」の主役を演じた人だ。最後の視聴者FAXを読み上げるコーナーしか見られなかったが、その中で「キバ」のファンから送られたFAXを読み上げるときの、青山祐子アナウンサーの「キバ」のイントネーションが変だった。
「キバ」は「牙」からとられているのだから、「牙」と同じ発音方法で「キ」にアクセントをおいたイントネーションで読み上げるべきだ。しかし、青山アナは「キバ」を平坦に、名前の「木場」と同じイントネーションで読み上げた。青山アナが「仮面ライダーキバ」と読み上げるたびに、「仮面ライダー木場」と聞こえ、おいおいどこのおっさんだよ、と何だかおかしかった。
NHKのアナウンサーのイントネーションには、確か何かマニュアルで決められているとか、どっかで聞いたことがあるが、何もアナウンサーのイントネーションの可笑しさはNHKだけではない。民放の番組でも新製品の名称や、アニメや漫画の固有名詞が読み上げられるとき、平坦に発音され、「あれ?それでいいの?」と思う時が何度もある。中には、制作側の人が、平坦に発音していて、自分のイントネーションが間違っていたのか、とカルチャーショックを受けることも。
しかし「仮面ライダー牙」と「仮面ライダー木場」では受けるイメージが全然違う。テレビ放送で漢字の読み間違いの場合は、すぐに視聴者から間違いを指摘する意見がきて、放送中に間違いを訂正するが、イントネーションの場合はどうなるのだろう。同じ言葉でも地方でイントネーションが変わるのは当然だからか、今までイントネーションの間違いを訂正したテレビ放送を見たこと無い。でも作品名で固有名詞なんだし、公式にイントネーションはこれだっ、と決めてもいいと思う。NHKくらいは、どんなオタコンテンツに対しても正確なイントネーションを求めたい。