八王子諏訪神社の神社トラブルまとめ

噂の東京マガジン見た。今日の噂の現場は東京都八王子にある諏訪神社で起こったトラブル。氏子と宮司の間で対立してるという。
今回の内容は爪が甘いのか、片方の話しか聞けなかったためか、よく分からない点が多かったので、番組内容をうろ覚えだが箇条書きでまとめてみる。


・800年続く神社、3年前から宮司と氏子が対立している。
・境内の散歩禁止、子供が遊ぶの禁止、氏子の社務所出入り禁止など、氏子に相談せず宮司が勝手に規則を作る。
・神社は広い土地を持っており、交番・幼稚園・駐車場などに貸しだしており収入を得ている。
・3年前までは氏子の代表から成る総代会で賽銭箱の管理、土地の賃貸収入の管理、納税手続きなど、神社の会計の管理を担当していた。
・3年前から、宮司が新たな賽銭箱の設置、賃貸収入の振込先の変更を勝手に行い、会計収支を総代会に確認させない。
・3年前に何があったか。氏子の代表、総代の中から選出される責任役員の改選期に、氏子に相談もせず宮司が勝手に他所から連れてきた人を責任役員にして神社本庁に書類提出。
・総代会、宮司が選んだ責任役員は無効、と民事裁判で訴えて、総代会の勝訴。


・現職宮司は先代宮司の息子。12年前に先代が病に臥せったときに世襲。この時も総代会に相談なしに決められた。
宮司を補佐する役職の禰宜は、宮司の兄。総代会は禰宜が黒幕と考えている。
・総代会は長年同じ顔ぶれで高齢の方ばかり、宮司禰宜は声の様子だと30〜40代と世代が二回りくらい若い。
・現職宮司も3年前までは、総代会とトラブルなくやっていた。何故急に総代会を追い出そうとしたのか、総代会には全く心当たりがない。
・裁判を受け、宮司禰宜と総代会で話し合うが、弁達な宮司側にろれつが回らない総代会がやり込められる。意見が噛み合わず対立のまま。
・総代会「会計収支見せろ」 宮司禰宜「そんな義務ない」←間違い。宗教法人法で氏子に公開することが定められている。


・番組の取材に、宮司禰宜は取材拒否。
神社本庁も取材拒否。
宮司禰宜が総代会に何か不満を持っていたのか、全く不明。
・改めて宮司禰宜と氏子たちで話し合いの場を設置するも、表に出てこず。
・そのため、一般の氏子もトラブルの原因が分からずイライラ。総代会への不満。「総代会しっかりやれよ!」
・総代会、氏子に逆切れ「じゃあ他の人で総代会やってくれる氏子いるの?」 一般氏子「しーん」


・スタジオの意見。「神社のあり方に関する世代対立みたいなものでは」「総代会も若返りを図って」「宮司も地元の氏子を大切に」




宮司禰宜の言い分が分からないせいか、一方を責める内容にはなっていなかった。VTR見る限りでは、お金の管理に不満があったのでは、と思うが、それならそれで直接総代会にぶつければいい気がしてくる。もしくは総代会以外の氏子に仲介してもらうとか。
宮司禰宜の取材拒否はしょうがない気もするが、神社本庁まで取材拒否はないんじゃね、と思う。
TBSは宮司がどこぞから連れてきた責任役員だった人に取材すれば良かったと思う。宮司の身内側の人なら、宮司の不満も分かるだろう。
今の総代会は後期高齢者ばかりっぽいから、もう一回り若い人が積極的に総代会に入るべき。
法律的には総代会有利っぽいからディベート宮司を負かせられるような口が達者な人を入れるべき。
うちの氏神様も他人事じゃないかも。


2010年11月28日放送
神社を私物化?神社トラブル 氏子を泣かす宮司
今回は、神社を崇拝する氏子、つまり町民から「境内に入ると怒鳴られる」というお手紙から取材をすすめた。
当初は、3年前急に宮司が今までの総代、責任役員に黙って別の人間を届出したところで揉め事が起こったという。
いったいなぜか?ことを起こした宮司に話を取材をお願いしたが、一切返答がなかった。
どうやら、総代側と宮司の間には根深い対立があるようだ。
責任役員の方の話によると、諏訪神社は昭和40年代ころは兼務神社で、宮司が常に境内にいない状態だったため、例大祭など予算の管理は総代会で仕切っていたという。そして、神事の時だけ他の地域の神社の宮司を呼んでいたという。
ところが平成19年の人事選任の問題から、宮司が予算管理を握ってしまったという。
この揉め事は、宮司が氏子を始め総代の人たちと本音で話し合わない限り先が見えないと感じた。ところが、宮司とまったく話し合いがおこなわれないという。
番組の取材に対しても、宮司から何も返答がないこともおかしいし、なぜ、このような行動をしたかを話さない限りこの町はまとまらない。
一番ご苦労なのは、お手紙をくれた氏子方である。誰も仲介してくれないので自ら立ち上がったにもかかわらず、氏子の中でも内紛している。
この先諏訪神社の行方は神のみぞ知る? ということなのか。