バラエティ番組のサブリミナル的なロリコン描写が気持ち悪い

2011年1月7日のフジテレビのめちゃイケ。内容はオカザイルスペシャル。ナイナイの岡村隆史がエグザイルのライブにダンサーとして参加するために、少女グループのEガールズと一緒に練習するシーンに考えさせられる。
Eガールズは12歳から18歳までの少女たちがメンバー。岡村との最初の出会いの場面で、彼女らに矢部浩之が「この中で岡村さんと付き合いたい人は手を上げて」と尋ねていた。この質問を何度か反芻したら気持ち悪さしか残らなかった。岡村隆史はもう41歳である。41歳の男と付き合いたいか、と十代の女子に尋ねるというだけで気持ち悪い。
この質問に対して彼女たちは誰も「付き合いたい」と手を挙げない。岡村は「おいっ」と一喝。彼女たちはしぶしぶ手を挙げ、矢部が「嫌々やんけ」と突っ込んで笑いを誘う。もちろん最初の質問はここまで見越したネタだということは分かっている。しかし岡村隆史はもうこんなネタを拾える年齢ではないと思うのだ。
この質問が10年前にされているなら気持ち悪さを感じなかったと思う。ナイナイは若手芸人として若い子からもアイドル的な人気があった。また、この質問が20代以上の女性に向けられていたならば気持ち悪さを感じることもないだろう。
しかし昨日のめちゃイケでの、十代の女子への「岡村さんと付き合いたい人手を上げて!」という質問には、気持ち悪さを感じるのだ。「付き合いたい人は誰もいない」というオチがあるとしても、その前に「40代のおっさんと十代の女子が付き合う」シーンを想像してしまうせいか。


似たような気持ち悪い質問は日テレでも行われていた。2011年12月28日の笑ってこらえてスペシャル。ブラジルのビーチで見つけた美女に所ジョージ明石家さんまの写真を見せて「どっちと結婚したいか」と質問するコーナー。15歳の女の子にこの質問をぶつけて60歳近いさんまが一喜一憂しているシーンに気持ち悪さを感じた。番組的に盛り上げようとしているのは分かるが、15歳と付き合うのを喜ぶ56歳ってどうよ。この15歳の女子がビキニ姿なので、さんまとの性的想像をさせるからなお気持ち悪い。


高齢になっても性欲があるのは分かる。
できるだけ若い子と付き合いたいのは分かる。
歳の差婚というのも芸能界で話題になってる。
ロリコンという性癖があるのも分かる。
しかしテレビを通じて世間をある意味代表する40代50代の男性が10代の女子を恋愛対象に入れているようなこういう描写はやっぱり気持ち悪い。
こういうコーナーがサブリミナル的に視聴者に刷り込まれて、積もり積もって教員の女子生徒への不祥事や淫行事件に結びつくんじゃないのか。
最近、テレビ芸能人の入れ替わりが、ジャンプ漫画の入れ替わりと同じくらい停滞してる感がある。長く第一線で活躍するのはいいが、年齢に応じた成長と変遷をしてほしい。「女好き」キャラを貫くにしても年齢に合わせて、選択範囲も変えたらいいのに。