刑法にも体罰入れたらいいのに

間違いだらけの「体罰批判」【“いじめ”と“いびり”】(自由人) - BLOGOS(ブロゴス)
http://blogos.com/article/53857/


上の記事で、必要な体罰もある、という論調で、

いじめを行ったという理由で、
「顔面を平手打ち(ビンタ)」・・・・体罰

という例が出されていた。
子供が悪いことをすれば暴力で罰を与えることも許されるという話。


、からの〜
そういえば、日本の刑罰って死刑以外の体罰がないよなと思い至った。懲役刑も体罰といえばそうだけど、痛みを感じることはない。
死刑に関して強硬な賛成派がいる割には、鞭打ち刑を復活させろ!なんて意見を自分は見たことも聞いたこともない。どうしてだろう。日本の刑務所が快適すぎるから再犯するなんて意見は見たことあるけど、再犯防ぐために体罰しろなんてのは見ない。あっ、性犯罪を繰り返す犯人は去勢しろなんて意見はあったか。


最初のブログの話に戻って、いじめを行った罰として鼻血を出さない程度のビンタは認められるべき、という主張。鼻血が出る出ない、怪我をするしないは、生徒によって個人差がある。ある生徒では怪我をしなかったビンタでも別の生徒では怪我をするという場合がある。そこを生徒によってビンタを手加減するにしても、手加減したビンタで体罰必須派の教師は満足できるのだろうか。熱血教師ドラマで道を踏み外した生徒に体罰与える場面があるが、彼らも手加減しているというのだろうか・・・
教師が体罰を与えるという場合、捜査はきちんとされたのか裁判的なものは開かれたのかというのが気になる。いじめで体罰、という場合、ある生徒が別の生徒を殴ってるのを目撃→「ゆるさ〜ん」とその場で殴った生徒をビンタというイメージ。話を聞くことも状況を捜査することもしない。罰を与えるのなら、加害者・被害者の話を聞く→周辺捜査→情状の余地の検討→職員会議や生徒総会か何かで議決→「今からこうこうこういう理由でお前の言い分に情状の余地なんてないからビンタする!」と加害者に告知→加害者に自分の罪を理解させた上で思い切りビンタ。金八先生か何かだと、ちゃんと生徒に「こういう理由で今からビンタします!」とか告知していたと思う。


まあでも、体罰やむなしというような、口で言っても分からないような生徒が行う、大津のようないじめなら、教師が罰を与えずとも刑事事件として法律で罰が与えられるし、与えるべきだ。学校内で厳密に法律を適用していくことは、生徒に「法律で守られてる」という安心感を与えられると思うんだけどな。