テレビカメラがなかったら漂流家族はどうなった


日本家族の崩壊モデル。ザ・ノンフィクション「漂流家族」 - 深町秋生のベテラン日記
http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20090705


テレビドキュメントの感想記事。人の情に付け入り、借金を繰り返し散在する大家族を追った9年間の話。お金にだらしないあまり、人の縁がどんどん切れていきどん詰まりになる。9年追いかけたのに何の解決策も提示しない。こういう人には気をつけましょうという啓蒙番組なのか。

gonzales66 テレビ もし、この家族にテレビカメラが入らなかったら、別の展開になってたように思う。 2009/07/06


上のブクマ米が気になった。
借金の家族は、北海道で家を建てるとき、近所の人を保証人に数千万円を借りるのだが、この近所の人が赤の他人の保証人になってくれた理由って、テレビカメラが入っていたからじゃないのかな?長期取材で番組スタッフが随行してることで、知らないうちにこの家族に変に信用がついちゃったのでは?テレビカメラにもきっちり映ってるし、まさか借金放り出して逃げることもないだろう、と考えたとか。カメラがなかったら、この家族と近所の人の間で借金の保証人になるような信用を作り上げられただろうか。


この家族はもともと埼玉でマンションのローンの支払いができなくて借金放り出して北海道に移住した。番組ディレクターはもとからそのこと知っていたはずだ。保証人になった近所の人に、そういったアドバイスはできなかったものか。そこで情報がいきわたり、近所の人もじっくり考える間があれば、この家族も借金を増やさず、近所の人への被害も存在しなかったはず。


番組的にはこの家族がどんどん不幸撒き散らしてくれたほうが絵になるんだろうけど。