TBSひるおび、なでしこジャパンでテレビの非を認めず

今日9/5のTBSひるおび!女子サッカーロンドン五輪アジア予選の話題。タイ戦に苦戦したことを受けて、佐々木監督のインタビュー記事から「佐々木監督は大会前からスタミナが落ちる状況を覚悟していたという。W杯後、選手はリーグ戦のほかテレビ、イベント出演など多忙を極め『準備で(体力)強化ができなかった』」という部分を取り上げていた。記事を読み上げると「ではなでしこがどれだけ忙しかったか見てみましょう」となって、なでしこJAPANのスケジュールが貼られた先月8月のカレンダーのパネルが出てきた。スケジュールがびっしり埋まっていて、「こんだけ忙しかったんだから苦戦するのもしかたない」と持っていくのだけど、カレンダーに貼り付けられている選手の予定はイベント出演情報だけ。テレビ出演のスケジュールは一切書かれていない。フジとくダネによれば、一部の選手は「8月3日からの17日間で26件の取材・テレビ出演、4件のイベント出演、4件の授賞式、3試合をこなしていた」という。ひるおび!のこのパネルは、「イベント出演の多忙は練習に影響を与えたかもしれないがテレビ出演は一切関係ないよ」とテレビ制作者側が言ってるように感じる。
なでしこにとってテレビ出演は女子サッカーの貴重なアピールタイムであり、一視聴者としては今後も出演機会を継続してほしいと思っているけど、当のテレビ局側は「こんなに出演させてしまって練習や休息時間潰して悪いなぁ」くらいの自覚持ってるのかしら。あのパネルとひるおび!メンバーのコメントからはそういったことを感じなかった。