街から消える騒音と煙

家の中でタバコを吸えないからベランダで吸っている「ホタル族」が近隣トラブルの元となっているという記事。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170515-00000502-san-hlth
 
このタイトルを読んだときに思ったことが、騒音トラブルと同じだなと。
最近は子供の声でもテレビの音でもただの世間話の声でも歩く足音でさえも「騒音」だとしてクレームがつけられて、ご近所トラブルになっていると聞く。
これは時代の流れというやつでもあって、「音」と同じように「煙」についても、タバコの煙だけでなく庭の落ち葉の焚き火はクレームの元となることから街では全く見られなくなった。他にも庭でのBBQは騒音だけでなく煙や匂いが「迷惑」だとして批判する声はネットでは多い。
現代では自分の一挙手一投足が他人にとって「迷惑」だとしてがんじがらめ状態になっている。それがいつまでも晴れない閉塞感となっている。
 
グローバル化・ネット化による24時間化社会が原因と考えていて、夜は社会の機能を停止させる数十年前のような時間割にすれば、この手の閉塞感はある程度緩和できると思っている。