もしかして既に他の番組で使われていてデビューというわけではないかもしれませんが、本日11月5日の15時くらいからのNHKニュースで、資料としてGoogleストリートビューの画像が使用されていました。その後の時間帯のニュースは確認していませんが、同じ素材が使われてるのかな。
そのニュースは大阪の3km引きずり引き逃げ事件で犯人が捕まったという報道。ひき逃げに使われたワゴン車は所有する建設会社の駐車場に普段から止めてあったとのことで、Googleストリートビューにばっちり写っていて、NHKは犯行車両の写真としてそれを使ってました。東京のスタジオから一度NHK大阪に飛んでからの報道だったので、大阪のスタッフの判断だったのだと思います。
googleマップやgoogleアースは、既にどのテレビ局でも当たり前のように使っていますが（たまにYahooマップを使っている番組も）、ストリートビューを利用したテレビ番組は初めて見ました。しかもNHKだったのでびっくりです。いろいろと反対意見も根強いストリートビューなのでテレビ局側も自粛しているのだと思っていました。今回のNHKの報道を突端として、民放でも使い始めるかもしれません。
現地取材をしなくても現場画像を手に入れられ、速報のときに役立ちますし、事件前・事故前の現場も分かるので、いい画を放送できるのだと思いますが、撮影日時も分からない写真で役に立つのだろうかと思いました。
今回NHKでの報道では、ストリートビューの現場写真だけで地図のどの地点かは映っていませんでしたが、報道を受けストビュー野次馬が増えることによる問題が起きないか心配です。
