22世紀では誰が働いているのか?

404 Blog Not Found:技術が上がれば労働需要が減る
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51162513.html


池田信夫さんのブログとかdankogaiさんのブログを読んで、ドラえもんの漫画を読んだときの疑問を思い出した。
ドラえもんのいる22世紀では、工場は全て自動化されていて、ドラえもんの製造ラインにも人の手は入っていない。雑用も点検も全てロボットが行っている。工場に人の手が入る余地がない。
サービス業では、ドラえもんはもともと子守りロボットで、ベビーシッターはロボットが行っている。
食料では、水と光と空気から食べ物を生み出す工場があった。ここも無人工場だ。
工場のエネルギーは全て自然エネルギーでまかなわれる。


ドラえもんが激安価格で在庫処分セールされていたところを見ると、ロボットは余るほど作られており、今ある仕事のほとんどを、ロボットが行っていると思われる。
人の仕事としては、秘密道具の開発や宇宙、深海開発を思い浮かべることができる。
しかし、ロボットが開発の一部や現場作業をこなしてくれるだろうから人の手はどこも余っている。
政治くらいしか人しかできない仕事が思い浮かばない。


果たして経済はどうなっているのか。
秘密道具のバーゲンセールにドラえもんがよく出かけたり通販で買ったり未来にも経済活動はありそう。
元々、セワシくんはお年玉が50円で家が超貧乏なのを嘆いていた。貧乏と金持ちの格差というのは未来にもある。
セワシくん級の貧乏でもドラえもん級の中古ロボットを購入することができる。


どうやってお金が回っているのだろうか。


内田樹さんのブログを見て思ったことだが、ドラえもんの22世紀は人口が今より極端にすくないのではないだろうか。少なくとも地球の人口は。
人口が少ないからこそ、少ない仕事の数でも余る人がいなくなり、福祉も充実していて貧乏でもロボットを所有することができる。と。