狼少年?

人気エントリに原発問題を狼少年に例えたブログが入ってた。曰く「反原発が『危険だ危険だ』言い過ぎたから安全対策怠ってしまった」というもの。長い文章で取り繕ってたが言いたいことは「反原発」をディスる内容。反原発運動を今まで馬鹿にしていた人は、311後も馬鹿にする気まんまんらしい。「反原発」にエネルギー利権を渡してなるものか、311後も自分が中心に入って甘い蜜を吸い続けたい、という欲望が透けて見える。他にもネットの優越感ゲームの勝ちポジションを明け渡すまい、と「反原発」と貶め続けている人が少なくない数あって一定の支持を受けてて唸ってしまう。


外野で争うだけならまだいい。でも原発の地元で反対運動続けていた人には何かしら報われるものがあってほしい。たまに見る、公共工事に反対して地元ヤクザに脅された、村八分にあった等、不利益を受けた住民の記事。原発に関してだって全国に何人もいるだろう。こういう結果が出たとき、反対してた住民には虚しさしか残らないだろうな。