いらぬ心配

昨日、アルジェリア人質事件の犠牲者の甥を名乗る人が、遺族として被害者の実名報道を望んでいないにも関わらずマスコミが実名を報じたことをtwitterやブログで非難していることを知った。同日のNHKニュースで犠牲者の兄がインタビューに答えて故人を偲ぶ姿が報じられた。そこで、ああこの人の息子が実名報道について怒っていたのか・・・、息子がネットであれだけ気勢あげて報道を断罪していたのに父親はテレビのインタビューに答えて後で息子に叱られないかな・・・なんてことを心配していた。そしたら、犠牲者の方が「9人兄弟でした」なんてナレーションが聞こえてきて自分の考えにズッコけた。9人も兄弟がいればそりゃ甥の一人がどれだけ言っても早々親族の意見がまとまるなんてことはないなぁ。うちの親族はもっと少ないけど葬式に参加すれば、いい悪い別にしてお喋り好きの親族は必ずいるもの。とにかく話したい。聞いて貰いたい。という。今回インタビューに答えたことで親族の仲が冷え込むことがなければいいなぁと思う。