森友学園問題と安倍総理

森友学園問題は安倍総理個人が関わるものではない。
・かといって安倍総理が関わっていないことはない。
安倍総理夫妻を中心にして信念的に繋がった右派が各所に影響力を行使したという話だ。
・だから野党がいくら安倍総理との関わりを質しても、ぼんやりとしたものしか見えてこない。
・また、この問題での不正(疑惑)は、金銭利益を得る動機から、おこなわれたものではない。
・愛国教育のために、教育勅語を広めようとした、信念的な動機からおこなわれたものである。
・これを問題と認識し、問題を追及したいというならば、この信念で繋がったグループ全体を相手にして、追及しなければならない。決して安倍総理個人、安倍政権だけを叩いて収まる問題ではない。
・このグループは政治的団体というよりも、教育勅語を信奉する「教育勅語教」という宗教信徒と思って相手をするといいのかもしれない。
森友学園は、教育勅語教の一信奉団体として、小学校建設を勧め、同じ道を志す信徒団体である日本会議やJC、神社本庁などと連携し、全国から寄付金を集め神道小学校を開設しようとしていたのだが、問題を追及され断念せざるを得なくなってしまったところで、他の賛同者から一斉に手を引かれてしまった。
・その手を引いた賛同者の1人が安倍総理だったというのが森友学園問題の一つの争点なのだけど、結局はこの争点に関しては、法的に責任をとらせることはできる要素はない。有権者が選挙で判決を下すしかない。