「ら」入り言葉の発生

乱れた日本語の代表例としてよく挙げられるのが「ら」抜き言葉であるが、今朝のNHKニュースを見ていたらユース五輪に出場中の女子フィギュアスケートの庄子理紗選手がショートプログラム後のインタビューで「滑られる」と発言していた。字幕テロップでは「滑れる」と表記されていたので、「滑られる」は誤用ということだろう。彼女が普段から使ってるというより緊張して出てしまった言葉だろうが、日頃「ら」抜き言葉に対してやたら厳しい目を向ける人が多いせいで、こういう「ら」入り言葉が今後全国に広がるかもしれない。「ら」抜きを指摘される前に、なんでもかんでも「ら」を入れとこうという意識。言葉なんて年代ごとに変化するものなので誤用指摘はほどほどに。