「左翼が嫌い」から「右翼が嫌い」へ

安倍政権を支える右翼組織「日本会議」の行動原理(上) 「日本会議の研究」著者・菅野完氏インタビュー|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/91567

著者は、日本会議の原動力を「左翼が嫌い」というメンタリティにある、と分析する。

一方で、神道系、仏教系、その他新興宗教の各種宗教団体の関係者が、日本会議の役員の3分の1以上を占め、極めて宗教色の強い団体となっています。


 そのため、「宗教的な情熱が彼らのエネルギーやモチベーションになっている」と分析する人が多いのですが、僕は彼らをつないでいる横糸は、単に「左翼が嫌い」というメンタリティだと考えています。その意味では昔からいる愛国おじさんたちの「床屋清談」となんら変わらない。決して「自分の宗教の信者を増やしたい」であるとか「お布施が欲しい」なんかではない。

そして、日本会議は嫌いな左翼が用いてきた市民運動の形をそのまま真似て、社会に影響力を与えているのだという。

日本会議はリベラル勢力から、運動の仕方から使う言葉からデモのやり方まで学んで真似た。

ということは…
・左翼「日本はダメだ!日本を変えよう」と市民運動、デモ、メディアへ影響力行使、外圧行使

・「左翼が嫌い」な人増加

・右翼「左翼が嫌い!左翼が支配する世の中変えよう!」と市民運動、デモ、メディアへ影響力行使、外圧行使

・「右翼が嫌い」な人増加

・左翼「右翼が嫌い!右翼が支配する世の中変えよう!」と市民運動、デモ、メディアへ影響力行使、外圧行使


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左翼にも右翼にも嫌われる舛添都知事。これを参考にすれば右翼も左翼も取り込める???