記事広告と広告を載せた記事

記事広告ならタイトルに「【PR】」とか「【記事広告】」の表記をしろ!記事広告だと分かってブラウザバックする手間を読者にかけさせるし、今はパケット制限があってギガを無駄に消費させ、読者に不利益を与えている!
 
という外部からの提案意見に、記事広告制作者らは、
 
それではPVが減って収入が入らなくなり良質な記事を提供できなくなる、
 
として提案を拒否している。
 
しかし、記事広告なら記事広告であるとタイトルに書きましょうよ、というのは、しごく真っ当な指摘であるし、PV対策についてならば、記事広告だと事前に分かっても、リンクを読者がクリックなりタップなりしてもらえるような外部表示の仕方の工夫を、記事広告制作者が考えればいいだけではないか。
 
記事広告制作者がよく言っているような、「読者をがっかりさせることのない記事広告を作っているので「【PR】」を入れる必要はない」、という話ではないのだ。
 
読者をがっかりさせない記事を作っている、というのなら、記事広告を作るのではなく、広告でない記事を作ってから、スポンサーを募集すればいいではないか。現に今もっとも人気のある記事広告制作者は、商品紹介とはほとんど関係ない内容のコンテンツを作り続けることで好評を博している。それに文句を言わないパートナー企業であるならば、先に記事を作った上でスポンサーになってもらうこともできるだろう。
 
これはこれで後になってステマの温床になったりするんだろうけど、そこは信頼性、透明性をどこまでライターが公表できるかにかかっている。記事作りにスポンサーの意向が働いたと思えばステマになるし、ならなければ真っ当な記事となる。